本学硬式野球部の活動についてマネージャーが随時報告する活動報告。今回から、春に卒業する赤坂源美さん(人文社会学部観光経営学科4年)に替わって、飛田真緒さん(健康医療スポーツ学部1年)が担当します。第一回は、昨年暮れに地域貢献活動の一環として行われた野球教室と地元のゴミ拾いボランティアについての報告です。
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硬式野球部員がコーチを務める野球教室が昨年12月16日、17日の2日間にわたって千葉県茂原市にある「長生の森公園野球場」で開催された。高校球児の技術向上を目的としたもので、県内の高校7校、約70名の高校生が参加した。
野球教室は、全体のウォーミングアップから始まり、高校生と部員がペアとなりキャッチボール。部員たちのノックを披露した後、投手・捕手・内野手・外野手に分かれ守備練習を行い、最後に打撃練習という流れで進められた。当日のメニューや進行は、3年生の学生コーチを中心に部員たちで話し合い協力して行った。
指導を受けた高校生は、「最初のアップから高校生との違いを感じました。今日教わったことを今後の練習に取り入れ、来年の夏に向けて頑張っていきたいです」と語ってくれた。
2日間の野球教室の指揮をとった野村康佑学生コーチ(健康医療スポーツ学部3年)は、「高校生と交流という貴重な機会で、大学生から伝えたことが少しでも技術向上の役に立ってくれたらと思います」と高校生の今後に期待の気持ちを抱いていた。
高校生の指導を受ける姿勢や元気さに、私たち部員もとても刺激を受けた。「スポーツ振興」、「地域貢献」にも繋がる貴重な経験となり、とても有意義な時間となった。
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これに先立つ11月25日には、地元の千葉県市原市の八幡宿駅周辺で行われた「市原市ボランティア清掃(海ごみゼロウィーク)」に部員10名が参加した。
当日は地域の方々と協力しながら、約一時間、八幡宿駅周辺のごみ拾いを行った。
活動を通じて、普段関わることのない地域の方々と挨拶を交わしたりお声かけして頂いたりと、多くの人たちと交流を深めることが出来た。地域のために活動して下さる方々がいるということ、そしてそれは当たり前ではないということを改めて実感した。
今後もこのような地域の活動に積極的に参加をし、少しでも「地域貢献」できればと思う。