野球部の新たな練習拠点 お披露目

お知らせ お知らせスライド 硬式野球部

 

 東都大学野球リーグで2部昇格を決めた本学硬式野球部の新たな練習拠点となるグラウンド「THU Ball Park」が千葉県市原市の千葉キャンパスに完成した。11月16日に竣工式が行われ、大学や地元自治体、連盟、施工企業など関係者約80人が出席して完成を祝った。(写真は、ドローンによるグラウンド全景。秋山哲也撮影)

 グラウンドは、両翼97.5m、中堅120mの本格的な球場で、外野やマウンド周辺、ホーム周辺には、マイクロプラスチック流出抑制機能もある高性能人工芝が敷かれている。

 防球ネットは最大30m。「MLBの大谷選手がかっ飛ばしても、ネットの内側に落ちる」と球場の説明に当たった原克隆監督は安全性を力説した。風速が18㌔になると自動的に下りる仕組みで、強風対策も万全。夜間照明は、MLBの球場でも導入されている近隣住民に迷惑にならない最新鋭の器具を取り入れた。さらに、上空を照らす照明も備え付けられ、夜間練習にも配慮した設計だ。

 一塁側、三塁側の2か所には、投手が一塁側4人、三塁側3人が練習できるブルペンも設置。ネットで仕切れば、打撃練習もできる。

 着工は2023年9月下旬で、今年9月30日に完成。部員は一足早く10月から練習に使用しており、秋の3部リーグで見事に優勝、入れ替え戦にも快勝している。

 竣工式に続く祝賀会で学生を代表してあいさつに立った井田駿吾共同主将は、「これ以上ない練習環境を準備してくださった。今度はわれわれの番。2部優勝、1部昇格を目指して鍛錬していく」と決意を語った。