本学千葉キャンパス・うるいどグラウンドで1月29日、千葉県内の中学校サッカー部を対象としたイベントが開かれた。「スポーツを通じて次世代を担う子どもたちの健全な育成を」と30年以上取り組んできた千葉市の企業「初芝スポーツ」が、同じく同市を拠点とする住生活総合企業「ひらいホールディングス」との共催で初めて開催した「HIRAI CUP」の最終日で、準決勝、決勝のほか、元Jリーガーのサッカー教室、ものまね芸人も加わったエキシビジョンマッチが行われた。(記事と写真:眞木雄太郎)
「HIRAI CUP」は、コロナ禍で減ってしまった大会出場の機会を少しでも多くの中学生プレイヤーに提供したいと開催が決まったもので、21日、28日、29日の3日間、同グラウンドなど市内4か所で行われ、県内の20チーム総勢370人が参加。大会の趣旨に賛同した本学がグラウンドを会場として貸し出したほか、女子サッカー部の部員25人も審判や選手・観客らの誘導、会場設営などで大会運営に協力した。
最終日の29日は、午前の準決勝2試合の後、サッカー教室が開かれ、9人の元Jリーガーをコーチに、パス回しやシュートなど基本的な技術を学んだ。
指導を受けた市原市立有秋中二年の平野真樹くんは、「基礎を徹底的に教わりました。自分のものにしていきたいです」と目を輝かせ、同市立ちはら台西中一年の西田遥翔くんは「プロ選手の本物のプレーを見て勉強になりました」と声を弾ませた。
サッカー教室に続いて行なわれた決勝戦では、市原市立五井中と船橋市立船橋中が対戦。0対0でPK戦にもつれ込んだ末、2対0で五井中が優勝した。