本学女子サッカー部は12月26日、兵庫県三木市の三木総合防災公園第2陸上競技場で行なわれた第31回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)のラウンド16(2回戦)に登場。岡山地区代表の吉備国際大と対戦したが、1対1の同点のまま突入したPK戦の末敗退した。4月から11月まで行なわれた第36回関東大学女子サッカーリーグ1部リーグで2位となり、全国大会へと駒を進めていた。(記事:鹿子嶋天良 写真=10月30日の日体大戦でプレーする本学イレブン)
インカレには全国の地区リーグを勝ち上がった24校が出場。ラウンド16から登場した本学は、吉備国際大を相手に、前半を0対0で折り返すと、後半開始直後の46分にMF鈴木菫が先制のゴールを決めた。しかし、70分に同点に追いつかれると、そのまままPK戦にもつれ込み、4対3で涙を飲んだ。
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以下は、今季関東大学女子サッカーリーグ1部リーグ後期の試合経過。戦績は22戦14勝5敗3分。
▽十文字学園女子大学 0-1
試合開始4分、十文字学園に1点を取られると、その後は本学ディフェンス陣が堅い守りでシュート数を0本に抑えた。しかし本学は、前後半計8本のシュートを放つも、得点とはならず、最終戦を黒星で終えた。
▽日本体育大学 0-0
前半は本学が1本のシュートを放つも、日体大の守備に苦戦し、得点とはならなかった。後半では、本学が3本、日体大が2本のシュートを放ったが、いずれも得点にはならず、引き分けた。
▽早稲田大学 2-1
前半23分にMF小原蘭菜からのコーナーキックをMF浅野綾花が押し込み1点を先制。後半46分に1点を失うも、MF江崎世来が後半62分に追加点を挙げ勝利した。
▽東洋大戦 1-2
前半は両チーム4本ずつシュートを放ったが、得点とはならず0-0で後半に入った。50分にはFW加藤渚が先制点を決めたが、74分に1点、さらに94分に1点を追加され、逆転負けした。
▽山梨学院大戦 0-0
前半は1本のシュートを放つも、山梨学院大の守備に苦戦し、決めきれず前半終了。後半に入ると相手のシュート数を0本に抑えたが、本学の放った2本のシュートも外れ、引き分けとなった。
▽東京国際大戦 0-0
前半は東京国際大の6本のシュートを凌ぎ、後半に入った。本学は7本のシュートを放ったが、決め手に欠けた。
▽筑波大戦 2ー1
前半38分にMF小原蘭菜からのパスをFW太田凪砂がゴールを決め先制。後半に入った直後の51分には、DF宮嵜彩菜のパスを受け、FW古賀花野が追加点を入れた。72分には1点を返されたが、逃げ切った。
▽日大戦 1ー0
本学は、0対0で迎えた後半61分、FW古賀花野からのパスをMF江崎世来がゴールに蹴り込み1点先制すると、そのまま逃げ切り勝利を納めた。1日に行なわれた国際武道大学との一戦では、3対0で勝利している。
▽国際武道大戦 3ー0
前半24分にFW福永季和のゴールで先制。後半開始直後の47分にFW太田凪砂のパスに、FW古賀花野が反応し、2点目を挙げた。試合終了間際の86分にもFW富沢藍那がゴールを決め、快勝した。
▽神奈川大戦 3ー0
本学は前半終了直前の45分、DF越路萌永からのパスをMF古賀花野が決めて、先制。さらに後半61分、MF小原蘭菜からのパスをFW太田凪砂が蹴り込んで2点目を挙げると、ロスタイムにFW福永季和のゴールで3点目を挙げた。前回5月の対戦では2対0で敗れており、雪辱を果たした。
▽大東文化大戦 2ー0
試合開始直後の4分、MF古賀花野がゴールを決め先制。前半34分にはFW加藤渚がロングシュートを決めた。