東都大学野球交流戦 1部中央大に勝利 勢いのまま秋季リーグ開幕戦連勝

お知らせ お知らせスライド 硬式野球部

 東都大学野球の交流戦が7年ぶりに東京・明治神宮球場で開催され、3部リーグの本学は8月28日、1部の中央大と対戦。接戦の末、7‐6で勝利した。中央大は下級生主体のチーム編成だったが、連盟加盟全22校が各1試合を行う今回の交流戦で格上の大学に勝利したのは本学だけ。余勢を駆って、9月2日開幕した3部リーグでは、開幕戦の第1週対成蹊大戦に連勝で、勝ち点1を上げ、2部昇格に向けて幸先の良いスタートを切った。(写真は交流戦対中央大戦9回表、4点目を入れ沸き立つベンチ。今井和樹撮影)

第1週 対成蹊大戦

▽ 1回戦(9月2日 千葉県佐倉・長嶋茂雄記念岩名球場) ○ 9‐5

123456789HE
帝京平成大3102300009140
成蹊大0000201025114

 本学は1回、1番伊東(洸)の四球や2番渡部の犠打、敵失などで1点先制すると、5番齋藤がライトにタイムリーを放ち、2点を追加。この回3点を入れ、勢いに乗ると、その後も得点を重ねた。後半は得点できず、じわじわと点を返されたが、逃げ切った。

▽2回戦 (9月3日 同球場) 1‐4 ○

123456789HE
成蹊大000000010130
帝京平成大02000020X470

 本学は2回、8番渡邉(侑)のライト前ヒットなどで1死満塁とすると、1番伊東(洸)がライトにタイムリーを放ち、2点を先制。7回にも2番渡部のライトへの二塁打や3番三塚のセンター前ヒット、6番熊谷のライトへのタイムリーなどで2点を加え、相手の反撃を1点に抑えて勝ち切った。

交流戦

▽ 対中央大戦 7-6 (8月26日 東京・明治神宮野球場)

123456789HE
帝京平成大0012000047121
中央大000200103692

 本学は、3‐3の同点で迎えた9回表、4番木戸脇の左前安打や5番代打小原(翔)の四球で2死一・二塁とすると、6番齋藤、7番熊谷の連続ヒットで2点追加。さらに、8番代打内山の四球で2死満塁とすると、9番渡邉(侑)が左前に弾き返して1点、続く1番伊藤(洸)が四球を選び押し出しの1点を加え、この回、計4点を追加した。その裏、3点を返されたが逃げ切った。

 交流戦は、リーグ間の垣根を越えて大学間の交流を深めようと1990年代からほぼ3年に一度開催されてきたが、2018年を最後にコロナ禍もあって中断されていた。