東都大学野球春季3部リーグ終了 優勝に届かず 悲願達成は秋以降に

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 東都大学野球春季3部リーグ。本学は、5月27,28日の対学習院大戦に連勝して全日程を終えた。最終戦績は、8勝4敗、勝ち点4。優勝は大正大で、同大は2部との入れ替え戦で2部最下位の東京農大に勝利し、2部復帰を決めた。本学は大正大に2敗したことが響いて3部2位にとどまり、2部昇格は秋季以降に持ち越しとなった。(写真は、大正大との2回戦で、2回、先制の2点本塁打を放つ山本。安達撮影)

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 3部は、本学のほか、学習院大、順天堂大、大正大、一橋大、成蹊大の計6校が総当たり戦で順位を競った。2戦先勝で勝ち点1。

 本学硬式野球部は、1990年の創部以来千葉県大学野球連盟に所属していたが、昨年1月、東都大学野球連盟に新規加盟。春の4部リーグ、秋の3部リーグを連覇した。しかし、秋の入れ替え戦では2部最下位の国士舘大相手に第3戦までもつれ込んだ末、涙を飲んでいる。今年度は、原克隆氏(前中部学院大野球部監督)を新たな指揮官に迎え、悲願の2部昇格を目指している。

第5週 学習院大に連勝

vs. 学習院大 2回戦 0-2 ○ (5月28日  学習院大グラウンド)

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学習院大0000000000
帝京平成大00000002X2

  緊迫した試合展開が続く中、8回、8番中村の四球、続く9番中島(隆)のレフト前ヒットで1,2塁。一死1,2塁から2番米澤がタイムリー2塁打を放ち、2点を先制。そのまま逃げ切った。

vs. 学習院大 1回戦 ○ 7-4 (5月27日 学習院大グラウンド)

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帝京平成大0001005017
学習院大0000000134

 4回、6番中島(颯)の内野安打などで二死2塁とすると、9番中島(隆)のライトへのタイムリーで1点先制。7回には、2度の押し出しや1番大石のライトへのタイムリー安打などで5点を追加。9回にも1点を加え、学習院の8,9回の追い上げをしのいだ。

第3週 大正大に2敗目 勝ち点献上

vs. 大正大 2回戦 7-6●  (5月21日 一橋大グラウンド)

大正大
帝京平成大

 本学は2回、4番前田(幸)がセンターへのヒットで出塁し、無死1塁から5番山本(大)のライトへの2点本塁打で2点先制。6番中島(颯)のセンターへの3塁打で無死3塁とすると、7番曽場のセンターへの適時打で1点追加した。その後、一死1•3塁とすると、1番大石のセンターへの犠飛でさらに1点追加し、この回4点を挙げた。しかし、大正大が反撃、9回に本学の失策も絡み、4点を献上して逆転負けを喫した。

第2週 3回戦に勝利

vs. 順天堂大 3回戦  2−3 ○  (5月14日 一橋大グラウンド)

3456789
順天堂大0001010002
帝京平成大01100100x3

 本学は2回、6番中島(颯)のショートへの内野安打で出塁、その後二死2塁とすると、8番中村のセンターへのフライを補球エラーする間に中島が生還して、1点先制。3回には1番大石のレフトへのソロ本塁打で追加点を挙げた。同点に追いつかれた直後の6回、ライトへの2塁打で出塁した4番前田(幸)が5番山本(大)の外野へのフライでタッチアップし3塁進塁。7番曽場のライトへの2塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。

第4週 2連勝で勝ち点2とする

vs. 一橋大 2回戦 1-8 ○ (5月7日 一橋大グラウンド)

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一橋大0001000001
帝京平成大学10312100X8

  本学は打線が繋がり、着実に得点を重ねて快勝した。1回、無死1,3塁から3番満田のレフトへの適時打で1点先制すると、3回には一死1,2塁から5番山本(大)がライト席へ3点本塁打を放った。その後も着実に追加点を重ね、連勝した。

vs. 一橋大 1回戦 ○ 5-2 (5月6日 一橋大グラウンド)

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帝京平成大学0000500005
一橋大0000100012

 本学は5回、ライト前安打の1番大石を2番佐伯が送ると、二死2塁から4番前田(幸)のライト前適時打で1点先制。5番山本(大)の右前安打、6番曽場の四球で満塁とすると、7番中島(颯)のライト前適時打と敵失で3点、さらに8番佐藤(駆)がレフト前に適時打を放ち、この回、5点を入れた。その後は追加点を取れず、内野の守備の乱れもあって2点を返されたが、逃げ切った。

第3週

vs. 大正大 2回戦 雨天中止 (4月30日 学習院大グラウンド)

vs. 大正大 1回戦 ● 6-10(4月29日 一橋大グラウンド)

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帝京平成大3000003006
大正大00008020X10

 本学は1回、一死1,2塁から4番前田(幸)のレフトへの3点本塁打で先制したが、5回に先発の鶴我、救援の伊藤(翔)が打ち込まれ、失策や四死球も絡んでこの回一挙8点を入れられ、逆転を許した。7回には、4番前田(幸)のこの日2本目となるライトへの2点本塁打などで3点を返したが、その裏2点を追加された。

第2週

vs. 順天堂大 1回戦 ○ 13-2 (4月23日 一橋大グラウンド)

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帝京平成大学01800040013
順天堂大0100100002

 1点を先制しながら同点に追いつかれて迎えた3回、1番大石のレフトへの2点本塁打や3番満田のレフトへの2点本塁打など打線が爆発、敵失も絡んでこの回一挙8点を入れると、7回にも4点を加えて大勝した。対戦成績を一勝一敗とし、2点目の勝ち点に向けて3回戦に臨む。

 vs. 順天堂大 2回戦 6-2 ● (4月16日 ゼットエーボールパーク)

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順天堂大1000004016
帝京平成大0002000002

  1回に先制を許した本学は4回、5番佐伯のライトへの2塁打、6番曽場のセンター越え3塁打で同点とすると、7番栃木のセンターへのヒットで逆転に成功した。しかしその後は追加点が取れず、7回には4点、9回にはダメ押しの1点を追加され、6対2で敗れた。

vs. 順天堂大 1回戦 雨天中止(4月15日 ゼットエーボールパーク)

第1週 2勝1敗で勝ち点1

vs. 成蹊大 3回戦 3-8 ○ (4月22日 一橋大グラウンド)

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成蹊大0003000003
帝京平成大10021400X8

  1回、四球と敵失で1点を先制しながら4回に3点本塁打で逆転された本学はその裏、一死1,2塁から1番大石の打球を中堅手が捕球エラーする間に2人が生還して同点。5回に1点を入れ逆転すると、6回、一死1,2塁から2番佐伯の右翼へのタイムリーヒットで1点追加。さらに暴投で一死2,3塁とすると3番満田の右翼へのツーベースヒットで2点を加えるなどこの回計4点を入れて3対8で勝利し、勝ち点1を挙げた。

vs. 成蹊大 2回戦 0-1 ○ (4月9日 一橋大グラウンド)

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成蹊大0000000000
帝京平成大00100000X1

vs. 成蹊大 1回戦 4-0 ● (4月8日 一橋大グラウンド)

帝京平成大
成蹊大

 初戦の相手は、4部から昇格した成蹊大。4月8日の一回戦は、3部覇者としての初戦の緊張からか動きが硬く、終始、成蹊大ペースで試合が展開。6回に1点先制されると7回にも追加点を許し、8回には2点本塁打を浴びて、4対0で敗れた。

 9日の二回戦は3回、9番中島(隆)の3塁内野安打、1番大石の中前安打で1,2塁、2番中島(颯)の犠打で一死2,3塁とすると、3番満田の2塁ゴロの間に中島(隆)が生還し1点先制。この1点を黒田、伊藤(翔)、堀込の投手リレーで守り抜き、接戦を制した。3回戦は、4月23日の予定。