東都大学野球春季リーグ終了 痛い開幕連敗で3位

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 東都大学野球春季3部リーグは5月30日、全日程を終了した。本学は、最終戦となった5月25日の対大正大戦3回戦に勝利し、最終成績は6勝5敗、勝点3。優勝は順天堂大、2位は大正大で、本学は3位だった。悲願の2部昇格を目指す本学だったが、開幕戦からの2カードで4連敗したことが大きく響いた。(写真は、学習院大戦1回戦、九回一死満塁から伊東洸の2点タイムリーで二塁から生還する佐伯。若松俊人撮影)

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 3部は、本学のほか、順天堂大、学習院大、上智大、大正大、成蹊大の計6校の総当たり戦。2戦先勝で勝ち点1となる方式で優勝を争った。

大山1・1回裏1死、伊東洸(中央)が左越え先制ソロホームランを放ちホームイン。次打者・の佐伯①に迎えられる

対大正大戦1回戦。1回裏1死、伊東洸(中央)が左越え先制ソロホームランを放ちホームイン。次打者・の佐伯(左)に迎えられる(大山航平撮影)

2024年東都大学野球春季リーグ3部
2024年東都大学野球春季リーグ3部

対大正大戦1回戦。1回裏1死、伊東洸(中央)が左越え先制ソロホームランを放ちホームイン。
次打者・の佐伯(左)に迎えられる(大山航平撮影)

桑田・5回まで登板し無失点に抑えた1年生の酒井投手

対大正大戦1回戦。5回まで登板し無失点に抑えた酒井投手(桑田祥吾撮影)

対大正大戦1回戦。5回まで登板し無失点に抑えた酒井投手(桑田祥吾撮影)

桑田5・4回裏1死、バットを折りながらのバッティングを見せた山本⑩。結果は内野ゴロ

対大正大戦1回戦。4回裏1死、山本はバットを折られ内野ゴロに(桑田祥吾撮影)

対大正大戦1回戦。4回裏1死、山本はバットを折られ内野ゴロに(桑田祥吾撮影)

桑田3・8回裏2死2塁、佐伯①がレフトオーバーのタイムリー2塁打を放ち貴重な追加点_トリミング

対大正大戦1回戦。8回裏2死2塁、スタンドの応援を背にタイムリー2塁打を放つ佐伯
(桑田祥吾撮影)

対大正大戦1回戦。8回裏2死2塁、スタンドの応援を背にタイムリー2塁打を放つ佐伯(桑田祥吾撮影)

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第5週 対大正大戦

▽1回戦(5月11日 大谷津運動公園)  0-2 〇

123456789HE
大正大000000000072
帝平大10000001×231

 一回、2番伊東(洸)がレフトへのホームランを決め、1点を先取。八回には、1番阿部が四球で出塁、2番伊東(洸)が犠打で送ると、3番佐伯がレフトへのタイムリー2ベースヒットを放ち、1点を追加した。守っては、投手4人が相手打線を散発7安打に抑える零封リレーで逃げ切った。

▽2回戦(5月12日 大谷津運動公園) ● 2-3

123456789HE
帝平大000000002271
大正大010200000362

 3点を追う九回、3番佐伯がライトへのヒットで出塁し、無死1塁とすると、4番山本のライトへの2ランホームランで1点差に迫ったが、力尽きた。

▽3回戦(5月25日 長生の森公園野球場)  〇 8-0

123456789HE
帝平大002203010890
大正大000000000050

 三回二死二塁、1番中島がライトへのランニングツーランホームランで2点を先制すると、四回には、7番對馬によるライトへのタイムリー2ベースヒットなどで2点を追加。六回にも6番阿部のライトへのタイムリースリーベースヒットなどで3点を入れ、圧勝した。

第4週 対成蹊大戦

▽1回戦(5月4日 ゼットエーボールパーク)  0-2 ○

123456789HE
成蹊大000000000070
帝平大20000000×2101

 一回、2番伊東(洸)のレフトへのソロホームランで1点先取。続いて3番内山(海)がライトへのヒットで出塁、4番栃木がレフトへのツーベースヒットで出塁し、一死ニ・三塁とすると、5番前本のライトへのタイムリーヒットでさらに1点を追加した。その後は、追加点はなかったが、堅実な守りで、2点を守り切った。

▽2回戦(5月5日 ゼットエーボールパーク) ○ 7-3

123456789HE
帝平大0000104117154
成蹊大010001010340

 二回に1点を先制されたが、五回表、9番井田がライトへのツーベースヒットで出塁、2番伊藤(洸)の打席で盗塁に成功し、ニ死三塁とすると、2番伊藤(洸)への暴投で同点。七回には、1番阿部がライトへのツーベースヒット、2番伊藤(洸)がレフトへのヒットで出塁。伊藤の盗塁で一死二・三塁とすると、3番佐伯の打球をサードが野選し1点。さらに、4番鈴木(翔)のライトへのタイムリーヒットや5番内山(海)のセンターへのタイムリー3ベースヒット、さらには6番中島(颯)のセカンドへの内野安打などで一挙に4点を入れ、勝負を決めた。

第3週 対学習院大戦

▽1回戦(4月27日 学習院大学グラウンド) ○ 10-4

123456789HE
帝平大00004000610121
学習院大000000000462

 五回表 一死二、三塁でから宇都宮のピッチャー前へのスクイズなどで4点先制。8回、満塁ホームランを許し同点に追いつかれたが、九回、土壇場で打線が爆発し、一挙6点を入れて今季初勝利を手にした。

▽2回戦(4月28日 学習院大学グラウンド) 1-2 ○

123456789HE
学習院大000000100172
帝平大01000100×271

 二回、6番伊東(洸)のライトへのツーベースヒットで二死二塁とすると、7番前本のセンターへのヒットと、センターの捕球エラーで1点先制。六回にも敵失や7番前本の内野安打などで一死2・3塁とすると、8番花塚のライトへの犠飛で1点追加。7回に1点を返されたが、1点差を守り抜いた。

第2週 対上智大戦

▽ 1回戦(4月20日 上智大学グラウンド) 2-1●

123456789HE
上智大001000010272
帝平大000000010161

 三回に1点を先制され、八回にも追加点を許した。八回、一死三塁から4番山本のセカンドゴロで1点を返したが、後が続かなかった。

▽ 2回戦(4月21日 上智大学グラウンド) ●2-3

123456789HE
帝平大0200000002102
上智大100000101350

 1点を追う二回、7番阿部のライトへのソロホームランや前本のライトへのタイムリーツーベースヒットなどで2点を返し逆転したが、九回に逆転され、連敗した。 

第1週 対順天堂大戦

▽ 1回戦(4月13日 ゼットエーボールパーク) ●1ー6

HE
帝平大
順大×

 一回に1点、二回に4点、四回に1点と立て続けに得点を許した。本学は、七回、一死一、二塁から6番阿部のライトへのタイムリーヒットで1点を返すにとどまった。

 原克隆監督は試合後、「目標は優勝して入れ替え戦で2部へ昇格すること。初日は初戦の固さとダメなところが全部出ていてしまったが、リーグ戦を通して強くなっていくチームだと思う」と語った。 

▽ 2回戦(4月14日 ゼットエーボールパーク) 2-1●

HE
順大
帝平大

 14日の2回戦は二点を追う六回裏、2番伊東(洸)のレフトへのソロホームランで1点を返したが、その後は抑え込まれ、連敗となった。