聖地・神宮で打線爆発、3部昇格決める

聖地・神宮で打線爆発、3部昇格決める

お知らせ 硬式野球部

東都大学野球連盟
春季リーグ3・4部入れ替え戦
成蹊大に連勝

 バックスクリーンの電光掲示板に「帝京平成大学」の文字が点った。神宮球場で6月23、27日の両日行なわれた東都大学野球連盟春季リーグの3、4部入れ替え戦。大学野球の聖地に初めて立った本学ナインは、3部6位の成蹊大を相手に、1回戦こそ硬さが目立ったものの、2回戦では自慢の強打を爆発させて連勝し、3部昇格を決めた。
 23日の1回戦は、辛勝だった。本学は、二回に中島颯(2年)のタイムリーで1点先制したが、その後は得点できず、九回表には同点とされた。しかし、無死一、二塁から試合を始めるタイブレーク戦となった延長十回裏、一死一、二塁で3番前田(3年)が右翼へ二塁打を放ち、2対1でサヨナラ勝ちした。先発のエースで主将の更田(4年)は10回を投げ抜いた。
 27日の2回戦では、1点先行されて迎えた二回、7番大石(3年)の左中間へのタイムリー二塁打など6安打と打線が爆発、一挙に9点を入れ逆転し、勝負を決めた。二回途中から救援登板した小堀(4年)は低めをつく丁寧なピッチングで七回まで無安打に抑える好投を見せ、最後は更田にバトンを繋ぎ、9対3と確実に勝利を手にした。
 河野監督は2回戦終了後、「3部でも打撃で圧倒できる試合をしたい」と秋季リーグに向け、意気込みを語った。
 本学硬式野球部はこれまで千葉県大学野球連盟に所属していたが、今年初め、63年ぶりに東都大学野球連盟に新規加盟を果たし、スタートとなった春季リーグ4部で全勝優勝、入れ替え戦に駒を進めていた。

(眞木雄太郎、髙木瑞希)